タクシー業界の乗務員ブログ

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新しく開発されたJPNタクシーと今までのタクシーとの違い

2017年の10月末に開催された東京モーターショウで、トヨタと某タクシー会社のブースから発表されたのが新型のタクシーJPNタクシーである。

外観は少しコンパクトな感じがしましたが実用性に富んでいる外観だと言う事をまず感じさせられました、今までのタクシーからの大幅なモデルチェンジと言うのは22年ぶりと言う事でかなり、今回の車両には期待が持てると思い、実際に筆者が見てきた今回の車両の特徴や、今までの車両の特徴などを記載していこうと思います。

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今までタクシー車両の特徴

今までのタクシー車両の決定的な特徴は、色んな車種はあっても、全てセダンだったと言う事ではないでしょうか、また扉の開閉に関しても通常の乗用車と同じ開閉方式をとられていたと思います。

また料金の支払い体制に関しましては、現金・クレジットカード・タクシーチケットと言う支払方法が適用されていました。

また車体のカラーは会社によって異なり、関東方面ではかなりカラフルな車両が多く、関西では白・黒・シルバーの3色位しか見かけないのがボディーカラーの特徴ではないでしょうか、今でもたまに見かける事が有りますが、フェンダーミラーを採用されているタクシーも、いまだに珍しくはないのではないでしょうか、そして最近なってナビゲーションを搭載した車両や、ドライブレコーダーを搭載した車両が、多くなって来たと言うのが今のタクシー車両の現状ではないでしょうか。

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 新型のタクシー車両の特徴

まず今回コンセプトにも上がっているように、街の景観を壊さない車体デザインと言うのが目を引きました、まずボディーの形状から言いますと、今までのセダン型からワゴンタイプに車体が変わっています。

またカラーに関しましても濃紺の渋みのあるカラーになっており、178センチの私が後部座席に座っても天井部分が高いな、と即感じるくらいですから、女性や私より体格が小さい人からするとかなり広く感じるのではないでしょうか、また一目見てタクシーだと分かるようにJPNTAXIと記載が有りますので、紛らわしい類似の白タクなどの防止も図る事が出来るのではないでしょうか。

また車内に関して話を戻しますが、車内は低床でフラットになっており、スライド式のドアに関しましても乗り降りが楽になる事は間違いないと思います。

低床にする事によって、無理なく乗車する事が出来るので、高齢者の方にも非常に喜ばれるのではないでしょうか。

またインパネにも工夫がされており今までタクシーの料金メーターと言うのは後部座席からは見にくい場所に設置されていましたが、車両の真ん中部分に配置される事によって料金が分かりやすくなっています。

また料金メーターに伴ってナビゲーションも、センタコンソールの上部に配置されていますので、ナビゲーションも見やすくなっています。

また今回のトランスミッション「エンジン」の性能は格段に上がっており新開発LPGハイブリッドシステムを採用19.4/リットルとかなり低燃費なうえにCO2の大幅な提言を可能とした、エンジンを採用しているので人にも地球にも優しい設計になっているのが特徴ではないでしょうか、今現在日本のタクシー車両のうち8割はトヨタ社製の物になっていますが、今後はこの新型タクシーにスライドしていくと言うのが、タクシー業界では当たり前になっていますので、皆様も先々で乗る機会が増えてくるのではないでしょうか、また支払い関係では今までの支払い方法以外にも、電子マネーでの決済ができる装置も確認しましたので、電子マネーでの支払いやスマートフォンを使っての支払いも可能になってくるのではないでしょうか。

私個人的な見解から言いますとイギリスのロンドンタクシーのような雰囲気が強い車両です。