タクシー業界の乗務員ブログ

タクシーサービスやタクシー業界で働くタクシー乗務員の方向けの情報を発信しています。

日本のタクシーと海外のタクシーの根本的な違い

日本のタクシーしか乗車した事が無い方が、海外でタクシーを利用する機会もあると思いますので、今回の記事を読んでおけば海外に行っても、タクシーに乗る事に抵抗が少なくなると思いますので是非読んで頂きたいと思います。

f:id:taxisan:20171120134349j:plain

 海外と日本の乗務員の質の違い

これは本当に大事な事なので記載をしておきたいと思うのですが、日本ではタクシー乗務員に強盗を働く輩が居ますが、海外では乗務員がお客に強盗をすると言う、全く違う性質が有ると言う事をまず念頭においてください。

日本ではタクシーに客として乗っている時に完全に立場は、お客様の方が上ですが、海外では乗務員と客の立場はほぼイーブンと考えられていると言うのが現状ではないでしょうか。

また日本国内ではタクシーはメーター制が採用されていますが、海外ではメーター制の所も有りますが金額を交渉して決める制度の国も有ります、またメーターにするか交渉にするか両方の選択肢がある国も存在しますので、あまり慣れてないとボラれてしまう可能性も有ると言う事です。

簡単に言うとアメリカのイエローキャブや、イギリスのロンドンタクシー以外はタクシーに乗る事は多少の危険が付きまとうと言う事です。

また日本のタクシーのように安全運転では有りません目的地に向けて競争でもしているのかと言う様な運転ですので乗っていてもハラハラする事が結構あると言う事です。

海外のタクシー乗務員

海外のタクシー乗務員と言うのは日本のタクシー乗務員のように、礼儀正しく会話をすると言う事はまずありません、かなりフランクに会話をしてくることが多いのが特徴です。

また客に流し営業のような事をするのですが日本で言う所のナンパに近い様な馴れ馴れしさで話しかけてきたりしますので、日本との文化の差がタクシーにも有るのだと驚かされます。

また日本の場合大体どこでもタクシーに乗る事が出来ますが海外の場合はそう簡単にはいきません、まずタクシーの数が少ないと言う事も有って、ホテルでタクシーを呼ぶか、タクシー専用の乗り場でしか乗る事が出来ない所も有ります。

乗務員自体の服装も日本のように会社から支給されている様な物は少なく、日本を除くアジアではTシャツの乗務員が非常に多い事にも驚かされてしまいます。

私個人が台湾に行った時の乗務員さんはTシャツの袖の部分から刺青が見え隠れしていたので恐怖を覚えた記憶が有ります。

逆に世界1確執の高いロンドンタクシーにも乗った事が有るのですが、まず広大な土地の地理感がとても凄いと言う事には驚かされますし、お客様に対する姿勢などは日本人でも驚く対応で、まるでセレブになったのではないかと言う錯覚を抱いてしまう位に、その対応は素晴らしいものがあります。

私個人的に感じたのはヨーロッパ諸国のタクシー乗務員は非常に上品な方が多いと言う事です。

そしてアメリカのタクシー乗務員は非常に陽気な方が多いと言う感じです。

逆に日本を除くアジアの運転手はかなり大雑把な感じがするのは否めません。

  

この様にタクシーは全世界共通で移動手段に使う物と言う考えは正しいのかも知れませんが、その国々によって快適度が違うと言う認識を持って居ないと、お客相手に何だその物言いは、なんて事が起こってしまう可能性も有ります、あくまでもサプライズだと思って受け止めるのが良いでしょう。

私は海外に行ってもタクシーを良く利用しますが、その理由の1つとしてサプライズを楽しみたいからです。

日本のタクシー乗務員の質の良さを実感できること間違いが有りません。

しかし海外のタクシーも捨てたものでは無いなと思うのが、客が日本人だと言うだけでサービスを割り増してくる乗務員が多いと言う事です。

やはり外国では日本人=金持ちと言う思いが有るのでしょうか。